2013年01月29日

悪政の犠牲 −先生の早期退職問題−

最近のニュースによると、地方公務員退職金の突然の切り下げにより、この3月に定年退職予定の学校の先生が3月より前に早期退職の検討をせざるを得ない状況になっている。そこでは責任感と生活のバランス上の先生側の悩みと、生徒・保護者側の困惑が対立的に報道されている。まるで先生の判断により問題が発生したり、防止できるかのごとく報道されているケースもある。

しかし、これは全くの筋違いで、この問題の原因を作ったのは各都道府県の政治である。
例えば、年度の終盤で突然退職金引き下げを実施するのではなく、翌年度からの実施として、それを事前に通告する形をとれば、このような問題の発生は防げるのではないか。県民に対する配慮が全くない。

県民が安心して生活できることが県政の大きな役割の一つであると思うが、目先の財政改善の蓑を着た悪政の見本と糾弾されるべきだと思う。県のリーダが誤った政治を行うことで、県民が悩んだり苦しんだりしている。しかも自分の悪政を棚に上げて、先生の責任感云々など偉そうなことを発言しているリーダや政治家までいる。

幸い私が住んでいる県は今回の悪政を採用していないのでほっとしている、私自身は学校関係者では無いが、当県の方々にとって良かったと思っています。

マスコミはドラマ的に先生の悩みと生徒・保護者の困惑を報道するのではなく、県政を正すべき方向の報道をもっとするべきではないだろうか。
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2013年01月21日

歯車の行方

あけましておめでとうございます。まず気持ちを引き締めて今年を始めたいと思います。

会社に勤めるビジネスパーソンは組織という機械の中の歯車に昔から例えられていますね。
毎日油を差し、キーキー軋りながら、歯の山をすり減らつつ定年又はその後の暫くの期間まで頑張って回り続ける。
平均寿命80歳前後の現在、組織から出た、或いは放り出された歯車はどの様に生きるか、或いは生きられるのか。
生涯分の貯え、資産又は生業がある歯車は全体から見るとごく小数派。その他大勢の歯車はどうするか。
機械からはみ出て地面に転がった一個の歯車は、そのままでは回転のしようが無い。

乏しい退職金や年金では先が見えているので「何としなければ」と歯車は考える。
しかし歯車には独立して生計を立てるだけのノウハウが無いことにふと気が付く。

行き着く先は参入障壁が低い証券投資などのギャンブル的なもの。これも年間10万や20万円程度の利益では趣味としては良いが、生計は成り立たない。
そこで大々的本格的に取り組む。しかし9割以上の人が損をすると謂われるこの世界、歯車も例外ではなく9割側になったことにいづれ気付く、その時点で乏しかった財産は殆どゼロに近くなっている。

そこで何かできることは無いかと必死に考え、多少なりとも特技であるものを探す。
しかし長年歯車として働いてきたので、組織の中で他から難しい力を受け、それに何とか付加価値を付けて他へ伝達することは得意でも、素手で現金を稼ぐ能力は極めて乏しい。

この状態を未然に防ぐためには、なるべく早い時期に歯車からモーターへの変身を図る準備を行う必要がある、それも「武士の商法」にならないように。
歯車の現役時代は、能力とやる気がある人だけが独立しモータになるイメージであるが、先のことを考えると全ての人がモータになる能力を早くから研鑽する必要がある、定年後直ぐにモータとして自律回転できるように。

では、出遅た歯車はどうするか。

まず乏しい特技をなんとか生かし、ビジョンとそれを実現するビジネスモデルを作る。
それを実行する第一歩を踏み出す。
そこで現実の一部を見て、ビジネスモデルの修正を迫られるので修正する。
この時ビジョンと見直したビジネスモデルの整合性にずれが無いかを確認する。
モータに変身できていない拙歯車は現在この段階を漸く始めたところです。
タグ:会社員
posted by ビールとワン at 07:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記