2012年11月13日

デジカメはマニュアルモードが楽しい!

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最近カメラに嵌まっており、愛用の小型のデジイチ・ソニーNEX-5を腰のベルトに括り付け頻繁に撮影を行っています。

ここで気がついたこと。撮影時にカメラの背面にある液晶をこれから撮る写真の構図などを決める為ではなく、出来あがった写真を眺める気持ちで見てみるととても楽しい。フイルムカメラ出身者である私は、今までこれから撮る絵を見ていました。

フイルム式の一眼レフのファインダーを覗く時は、この撮影用レンズを通して見るとこのように見えるのかと、とても楽しいものでした。しかし撮影結果は想像や期待するしかなかった。これがデジカメでは撮影結果をほぼ見ながら絵を作れるのです。

これを楽しむためには露出・シャッタースピードの設定はマニュアルモードにしておくのが肝心です。液晶を見ながら好みの絵になるように露出・シャッタースピードを調整するのです。カメラが物理的に提案する露出やシャッタースピードに従うのではなく。こうすることで絵全体の感じを創り込むことができます。例えば全体を少し暗めの落ち着いた絵にしたければ、シャッタースピードの設定を上げれば液晶もちゃんと暗くなり、絵の感じも大きく変わります。これはオートで露出補正を+1やー1.5にしたりするより遥かに楽しい。

あたりまえと言えば当たり前の話で、既にこの感覚でデジイチを使用されている方は多いのだろうと思いますが、私は初めて気が付き、私としては新しい楽しみが増えました。

撮影結果はパソコンの画面で楽しんでいます。画面から映し出される写真の感じがとても好きなのです。さらにこの方式だとランニングコストが限りなくゼロに近く、さらに置き場所にも困らないのも大いに宜しいのです。
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2012年11月08日

1972年に初めて買ったカメラキャノンFTb−2


キャノンFTbの美しい機構にTTL測光があります。TTLはThruogh The Lenseの略で、レンズを通した光の明るさを測定します。今では当たり前ですが当時としては画期的でした。

TTL測光になる前は露出計というタバコの箱位の大きさのもので被写体の明るさを測定し、それにより絞り値、シャッター速度を決めていました。露出計だけで現在の小型デジカメ程の大きさでした、家にあったのは立派な革ケースにくるまれていた記憶があります。

露出計がない場合はフイルムの説明書に「シャッタースピードが125分の1の場合、屋外の晴天では絞り8、曇りでは絞り5.6、明るい海岸では絞り11に設定してください。」の様な記載があり、それを参考にしていました。

そのうち露出計が小型化され、カメラにレンズとは別の窓枠で組み込まれるようになりました。初期はセレンを使用し、カメラにはカエルの卵みたいな表面をした四角い窓がありました、後にはCds(硫化カドミウム)やフォトダイオードを使用し、窓は小さな丸になり大分スマートになりかつ高性能になりました。

少し脱線しましたが、キャノンではFTbの前進のFTや、ハーフミラーを使用したペリックからTTL測光が採用されました。TTL測光一眼レフを世界で初めて製品化されたのは東京光学(現在のトプコン)製トプコンREスーパー、続いて旭光学のアサヒペンタックスSP(SpotMatic)で、当初は絞り込み測光方式でした。

ちなみに1972年、その頃の一般的なカラーフィルムの感度はASA100で、現在のデジカメの6400とか12800なんて想像もできない世界でした、まして撮影中にASA感度を変更できるなんてとてもとても・・・。
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2012年11月06日

1972年に初めて買ったカメラキャノンFTb

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今日からブログを始めたいと思います。雨降る外を眺めながらビールを飲みながらゆっくりと。
私は1949年生まれ、2009年に定年退職をした団塊世代です。

まず昔のカメラの話です。
私が一番最初に購入したのはキャノンFTbという一眼レフでした。購入した日を良く覚えています。
私は当時入社半年目の新入社員で京都に住んでおりました。1972年11月18日、東京の大丸デパートで購入、当時はたいがいのデパートでカメラを売っていました。なぜ日付まで覚えているかというと、私の結婚式の前日だったからです。新婚旅行へいくにはカメラが必須と考えており、あわてて買いに行ったわけです。ブラックモデルのかっこいいやつです、今でも手元にあります。買う時は店員さんにニコンのニコマートを勧められましたが、ニコンならばニコマートではなくフォトミックでなければと思っていましたし、フォトミックは私には技術的にも年齢的にも経済的にも分不相応と思っておりました。

翌日、今はなき赤坂プリンスホテルで結婚式を終え、その翌日羽田から北海道へ向かいました。飛行機の中で新しいカメラの説明書をワクワクしながら一生懸命読んだことを覚えています。結婚したことはものすごくうれしいけど、念願の一眼レフを購入したこともとてもうれしく、ニコニコでした。

キャノンFTbはその前のキャノンFTを改良したモデルです。違いは解放測光ができることとレンズがFLレンズからFDレンズになったことです。
ファインダー内の右端に露出計の針と、絞りに連動する輪が見えており、レンズの周囲の絞りリングを回し、針と輪を重ね合わせると適切な露出になるのです。その時FTでは実際にレンズの絞りが絞り込まれてしまい、ファインダー内が暗くなりピントが合わせられないため、絞りを解放にしてあらかじめピントを先にあわせておく必要がありました。FTbはこれが絞り解放のままできるのです、シャッターが切られる瞬間に絞りこまれます。また、マニュアルで絞り込んで実際の周囲のボケ具合を確認することもできました。
ピント合わせはもちろんマニュアルです。スプリットイメージとマイクロプリズムの2方式が一般的で、私は動いているものにピントがあわせやすいマイクロプリズムを選択しました。当時の普及型一眼レフはピントグラス(スクリーン)が交換できず、購入時にカメラごと選択する方式でした。

レンズはFD1.4、50mmで、すっきりとした写りでとても好きでした。
当時は重く感じませんでしたが、今測定してみるとボディと標準レンズで1160gあります。今では500g超えると重い〜。

掲載したFTbの写真は現在愛用のソニーNEX−5、18−55mm、F3.5−5.6で撮りました。写真をクリックして頂くと拡大表示されます。
タグ:カメラ
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