この数年は諸般の情勢により紙パックの安価な日本酒を家では飲んでおり、たまに外で飲む時はもう少し上等な日本酒を飲める機会がある。この紙パックの日本酒は家内が料理用に購入しているもので、これを横から頂いているものである。
外で飲む中で最近気に入っているのが「浦霞」。たまには家でこれを飲んでみようと本醸造のものを購入。
購入時に「浦霞本醸造」以外に「浦霞純米酒」も売っていた、値段の差は1升瓶で約600円(約3割)程度純米酒の方が高い、本醸造が1980円位、純米酒が2580円位、いづれも本体価格(税別)。本醸造でもいつもの紙パックの約2倍の価格がする。
実際に家で飲んでみると、外で飲むのと少し違う感じ、少しだけ角がある感じ。では純米酒ならばどうかと次の日に純米酒を購入、今度は1升瓶ではなく遠慮して4合瓶。
ぶりの刺身をつまみながら家内とともに利き酒。純米酒と本醸造ではかなりまろやかさが違う、純米酒はすこしとろりとしたまろやかな感じ、本醸造は少しだけ角がある感じ。外で飲んで気に入っているのは純米酒の方の味であることが分かった。同じ銘柄でも本醸造と純米酒ではずいぶんと味が違う。
瓶に記載されている原材料表によると、
本醸造:米(国産米)、米麹(国産米)、精米歩合65%、醸造用アルコール
純米酒:米(国産米)、米麹(国産米)、精米歩合60%、米は宮城産ササニニキ100%
となっており、大きく違うのは醸造用アルコールの添加有無、使用している米、精米歩合のようだ。
決定的な違いは醸造用アルコールの添加有無で、醸造用アルコールとは焼酎のことのようだ。
あとは米の種類と精米歩合、米は中心の方が旨味が多く、外側は雑味だそうだ、そのため精米歩合が小さい程旨味が多いということらしい。
比較しながらお酒を飲むのもなかなか楽しいことを発見しました。
正面写真はラベルが白いのは本醸造、金色のは純米酒。
裏面写真は「本仕込浦霞」は本醸造、「生一本浦霞」は純米酒。


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